脳卒中後遺症による膝折れ予防と足の筋力強化ガイド

こんにちは。

今回は「歩行中に膝がガクッと崩れてしまう『膝折れ』」に焦点を当て、特に脳卒中後遺症を抱える方や、ご家族・介護者の皆さんに向けて、札幌でできる膝折れ対策と足の筋力強化法を分かりやすくご紹介します。

歩行中の膝折れは転倒のリスクが伴い、日常生活の安全性にも大きな不安を引き起こします。しかし、筋力や歩行姿勢の改善、高齢者や後遺症の方にも無理なく続けられる運動とケアを組み合わせることで、予防・改善が可能です。


1. 脳卒中後遺症による歩行への影響と「膝折れ」のメカニズム

1.1 膝折れとは?

歩いている最中に膝が急に折れ込む現象で、脳卒中後遺症の麻痺側や、筋力・関節の支えが弱い人に多く見られます。とくに、踵(かかと)が地面に着く瞬間に膝が曲がる人に起こりやすく、そのまま膝が支えを失い転倒につながります。

1.2 支えと安定のカギ:大腿四頭筋

膝を支え安定させるには、**大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)**の筋力が不可欠です。この筋力が低下すると、体重を支えきれず膝が「折れる」リスクが高まります。

1.3 脳卒中後遺症による歩行の特徴

脳卒中後遺症では、麻痺側の脚を前に出す際にバランスを取るため、上体を反らす不自然な体重移動が起きます。その結果、膝は常に“少し曲がった状態”になり、膝折れしやすくなるのです。

1.4 変形性膝関節症との違い

変形性膝関節症ではO脚・X脚により、膝の向きや重心位置が変わり、歩行中に膝が内側・外側に崩れるパターンもあり、こちらでも膝折れのリスクは高まります。


2. なぜ足の筋力強化が必要なのか?

2.1 転倒予防と自立生活のために

足回りの筋力が弱くなると、歩行は不安定になり、転倒の危険性が増します。特に脳卒中後遺症の方では、自立して歩く力が落ちることで「日常生活の要介護度」が高まってしまいます。軽度でも筋力が残っている今こそ、維持・強化を始めるべきなのです。

2.2 運動不足との悪循環を断ち切る

「歩かなくなる → 筋力低下 → 歩けなくなる」の悪循環を断つためには、小さな負荷でできるトレーニングでも継続が重要。ご自宅・訪問リハビリ・訪問マッサージなどを併用すれば、より確実に速度がついてきます。


3. 札幌でできる!膝折れ予防&筋力強化メニュー

当院「リライフ・ケア治療院」では、以下のようなプログラムで筋力・関節・歩行安定性の改善をサポートしています。

ステップ① 姿勢と柔軟性チェック

  • 足の関節の可動域、筋肉の張り、姿勢のバランスを丁寧に評価し、膝折れリスクを分析します。

  • 横から見た歩き方・重心の移動速度なども観察し、対策ポイントを明確にします。

ステップ② 筋肉のほぐしとウォームアップ

(1)マッサージ
ふくらはぎ、太もも前後、腸腰筋など、硬くなりやすい部位を国家資格者(あん摩マッサージ指圧師/理学療法士)が丁寧にもみほぐします。これにより血行が改善し、ストレッチや筋トレの効果が上がります。

(2)ストレッチと関節可動域改善
股関節屈曲・伸展、膝関節屈曲・伸展、足関節底・背屈などを入念に伸ばすことで、より自然な歩行姿勢へと導きます。これは特に「踵から接地して膝が崩れる」人に効果があります。

ステップ③ レジスタンス(抵抗)運動による筋力トレーニング

  • 椅子座位での膝伸ばし:セラバンドや手による抵抗をかけて大腿四頭筋に負荷をかけます。

  • 片足立ち or ステップ昇降:股関節・膝関節・足首を安定させるバランストレーニング。

  • プランク時に片膝をしっかり伸ばす:体幹と脚の連動性を高め、歩行中の膝折れを防ぎます。

これらは歩く立位姿勢での安定を高め、「膝の支え」を強くする効果があります。

ステップ④ 歩行の補助と実践フォロー

当院では、杖や歩行器の使い方、重心のかけ方なども指導。歩く前に使えるイメージトレーニング的リハビリも行います。定期的に歩行観察をしながら、負担がかかっていないかをチェック・調整します。


4. ご自宅で始められるセルフトレーニング集

札幌の方も、自宅で実践しやすいメニューをピックアップしました。毎日10〜15分程度の習慣が転倒予防に直結します。

メニュー①:椅子立ちスクワット

椅子に座りかけで止め、「立つ→座る」を繰り返します。大腿四頭筋に力が入ればOK。10回×2セット。

メニュー②:タオル・ギャザー

床にタオルをおいて、足指でたぐり寄せます。足裏・母趾球の筋力低下が改善され、立位での安定性に役立ちます。

メニュー③:カーフレイズ(かかと上げ)

両足でつま先立ち→ゆっくり戻す。ふくらはぎと足首の筋力・柔軟性が高まり、歩行時の支えが強くなります。10回×3セット。

メニュー④:バランスボード or 片足立ち

不安定な面に乗せて、バランスをとります。転倒には注意し、必ずテーブルや椅子につかまりながら。各20〜30秒。


5. 札幌で訪問マッサージやリハビリを受けるメリット

メリット 内容
自宅で受けられる 外出困難でも継続ケアOK
国家資格者が対応 解剖学的知識に基づいた安心施術
オーダーメイド定期調整 身体変化に応じた計画修正
転倒リスクや家族の不安軽減 専門的視点で日常を支援

医師の同意書があれば健康保険適用の治療院もあり、経済的にも安心です。


6. なぜ“今”足の強化が重要なのか?

札幌のように、夏の暖かいうちに足元を整えることで、冬の転倒リスクも減らせます。

  • 冬の気温差・路面凍結リスクに備える

  • 在宅での安定歩行率が上がる

  • 自立して動く時間が増える → 認知機能維持にもつながる


7. 【リライフ・ケア治療院】札幌における取り組みとご案内

当院では、膝折れリスクを抱える札幌市内の脳卒中後遺症を持つ患者様向けに、次のサービスを提供しています。

  • 国家資格者によるマッサージ・ストレッチ・レジスタンストレーニング

  • 家族向け「歩行補助」教育セッション

  • 無料相談・体験セッション受付中

  • 健康保険適用の筋力強化ケアプラン

 


まとめ:札幌で歩き続ける力を取り戻すために

脳卒中後遺症による歩行障害や膝折れは、「サポート付きの継続ケアとセルフトレーニング」を組み合わせることで、大きな改善が期待できます。

  • 国家資格者によるマッサージ+ストレッチ+レジスタンス

  • ご自宅で毎日のセルフケア習慣

  • 季節を見据えた冬支度としての取り組み

これらを継続し、転倒リスクを下げ、自信を持って歩ける日常を取り戻しませんか。まずは無料相談・体験からぜひお気軽にご連絡ください

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