札幌で健やかに暮らすために──深呼吸で自律神経を整える“空気のごちそう”習慣

こんにちは!
突然ですが、最近「おいしい」と感じたものは何でしたか?
札幌の涼しい春を終え、ぽかぽかとした陽射しが差し込むこの季節、食欲も自然と湧いてくる頃ですね。1時間待ってやっと食べた行列店のラーメン、ちょっと贅沢した握り寿司、自然の恵みである山菜料理、限定販売の大福など…思い出すだけで笑顔になれる、そんな「おいしい体験」が、私たちの心を幸せで満たしてくれます。
でも、私たちが毎日当たり前のように体に取り込んでいる「空気」にも、“おいしい”ものがあるとしたらどうでしょう?しかも、お金も時間もかからず、さらに自律神経を整えて体調を良くしてくれるなんて、まさに「無料の健康ごちそう」といえるかもしれません。
今回は、そんな“体においしい空気”を味わう方法──つまり、深呼吸の効果とその方法について、札幌での暮らしを背景にじっくりご紹介します。
自律神経ってなに?深呼吸との関係とは?
まずは「自律神経」について、簡単に解説しましょう。
自律神経とは、私たちが意識しなくても体内のバランスを保つために働いている神経のこと。呼吸、心拍、消化、体温調整、ホルモン分泌、免疫反応など、生命活動に欠かせないすべてのシステムに関わっています。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
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交感神経:緊張や活動を司る。仕事中・運動中・ストレス下で優位になる。
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副交感神経:リラックスや休息を促す。食事・睡眠・休憩中に優位になる。
この2つがバランスよく切り替わることが、健康な体と心の鍵。しかし、札幌のように四季の寒暖差が大きく、日照時間が短い冬季には、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
そんなときに効果的なのが、「深呼吸」なのです。
深呼吸の驚くべき5つの効果
では、「深呼吸」にはどんな効果があるのでしょうか?特に自律神経と体の調子を整える上で、以下のようなメリットがあります。
1. 自律神経を整える──天然の鎮静剤のような働き
ゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経のスイッチを入れてくれます。ストレスや緊張、不安にさらされた時でも、深呼吸をすることで心拍がゆっくりと安定し、身体がリラックスモードに切り替わるのです。
2. 血流改善で冷えやこりを解消
深呼吸を「腹式呼吸」で行うことで横隔膜が大きく動き、内臓がマッサージされるような感覚になります。これにより血流が促進され、冷え性や肩こりの解消、老廃物の排出を助けてくれるのです。
3. 自然なデトックス効果
呼気(吐く息)は、体内の二酸化炭素だけでなく、老廃物も一緒に外に出す役割を持っています。深く吐き出すことで、体の中にたまった“いらないもの”を外に出す感覚が得られます。
4. 不眠・疲労回復にも◎
札幌の寒い夜、手足の冷えや心の落ち着かなさで眠れないという声は少なくありません。そんなときこそ、布団の中で深呼吸を。副交感神経が優位になり、自然な眠気が訪れやすくなります。
5. 高血圧・便秘・イライラの改善
自律神経のバランスが整えば、全身の機能が正常に保たれます。高血圧や便秘、ストレスによるイライラなども和らぎ、日常の不快症状の多くが改善されていくのです。
札幌の暮らしに深呼吸を取り入れる意義とは?
札幌という街は、自然の豊かさと都市機能が共存する素晴らしい環境を持っています。しかし、冬場の長い寒さや雪、通勤のストレス、季節性うつのリスクなど、心身に影響する要素も多いのが現実です。
そんな中で、「深呼吸」という誰でもできる習慣を生活に取り入れることで、自律神経の乱れを整え、健やかに暮らすための第一歩となります。朝の散歩中、ベッドの中、仕事の合間、電車を待つ時間など、1日数分でできるこの習慣が、札幌の暮らしをより心地よいものに変えてくれます。
体に“おいしい”深呼吸のやり方(腹式呼吸)
それでは、具体的にどうやって深呼吸をすれば良いのでしょうか?正しいやり方を覚えて、効果的に自律神経を整えましょう。
ステップ1:姿勢を整える
立っても座っても、または布団の中で仰向けでもOKです。背筋をスッと伸ばし、リラックスできる状態をつくります。
ステップ2:手を当てて呼吸を意識する
片手をお腹、もう片方を胸に当てて、どちらが大きく動くかを確認します。
ステップ3:ゆっくり息を吐く
口をすぼめて、「フーッ」と細く長く、時間をかけて息を吐きましょう。このとき、お腹がへこんでいくのを意識してください。
ステップ4:鼻から息を吸う
次に、鼻からゆっくり息を吸います。このときお腹が膨らむのを手で感じ取れるようにしましょう。
ステップ5:5〜10回繰り返す
1日2~3回、好きなタイミングで行うことで、自律神経のバランスが整い、自然なリズムが取り戻せます。
イメージポイント:
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息を吐くとき → 「体の中のいらないものを出す」
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息を吸うとき → 「新鮮な空気が体のすみずみに行き渡る」
深呼吸+αでさらに効果アップ!札幌の冷え・ストレス対策に
深呼吸は単体でも効果的ですが、日常生活にちょっとしたプラスを加えることで、さらに自律神経への効果を高めることができます。
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アロマを活用する:ラベンダーやベルガモットの香りは副交感神経を刺激しやすい
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自然の中で呼吸する:札幌には大通公園、円山公園など癒しスポットが多数
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温活を取り入れる:お風呂で深呼吸すれば全身ポカポカ&自律神経安定化
最後に──呼吸を整えることは、自分自身を整えること
深呼吸は、特別な道具も、場所も、お金も必要ありません。ただ自分の呼吸に意識を向け、数分間、体と心に向き合うだけ。
札幌のような自然環境と都市が共存する街で生きる私たちにとって、この「呼吸」という原点に戻る時間こそが、ストレス社会に立ち向かうための最大の武器になるかもしれません。
「最近疲れやすいな」「イライラしやすいな」「眠りが浅いな」──そんなときは、ぜひ今日から“体においしい空気”を意識して取り込んでみてください。
自律神経を整える深呼吸が、あなたの日常を静かに支えてくれるはずです。
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