つらい膝の痛みにアプローチ:トリガーポイント治療と運動法で日常を快適に

はじめに:膝の痛みは我慢せず対処を
中高年の方で、「歩くと膝が痛む」「階段を降りるときに違和感がある」「正座ができなくなった」と感じている方は少なくありません。特に40歳を過ぎると、60%以上の人が何らかの膝の不調を抱えると言われています。
多くの場合「加齢による変形性膝関節症」と診断されますが、実はその痛みの多くに“筋肉由来”の原因が隠れていることをご存じでしょうか?
病院では教えてくれない「膝の痛み」の本当の原因
「膝の軟骨がすり減っているから仕方がない」と思っていませんか?
もちろん、加齢によって関節軟骨が摩耗しやすくなることは事実です。しかし、実際の痛みの原因は、関節自体ではなく、その周囲にある“筋肉”が深く関係しているケースも多いのです。
東洋医学や筋膜理論に基づいた視点では、膝の周囲にある筋肉が過緊張を起こし、痛みの元となる「トリガーポイント」が形成されることで、慢性的な痛みが発生すると考えられています。
膝の痛みに関係する代表的なトリガーポイントと対処法
訪問マッサージでは、痛みの部位や症状に応じて以下のようなポイントを見極め、適切にケアを行います。
1. 正座ができない
関連筋肉:大腿四頭筋(特に大腿直筋)
太ももの前面にある大きな筋肉・大腿四頭筋が硬くなると、膝関節の可動域が制限され正座が困難になります。
→ アプローチ方法:
- トリガーポイントへの鍼灸刺激
- 太もも前面のマッサージ
- 温熱療法で筋緊張を緩和
2. 膝の内側が痛い
関連部位:鵞足(がそく)
膝の内側には縫工筋・薄筋・半腱様筋などの腱が集まる「鵞足」というポイントがあります。炎症が起きやすく、歩行時や階段の上り下りで痛みを感じることが多いです。
→ アプローチ方法:
- 鵞足周囲への指圧・マッサージ
- 足の内側ラインのストレッチ
- 冷却と温熱の交互刺激
3. 膝の外側が痛い
関連筋肉:中臀筋・小臀筋
膝の外側の痛みは、実は股関節周辺の筋肉の緊張が原因のことも。
→ アプローチ方法:
- 臀部のトリガーポイント刺激
- ももの外側の筋膜リリース
- 骨盤の安定を促す体幹トレーニング
痛みが落ち着いた後にやるべき運動療法
痛みが軽減された後は、筋力強化や再発防止のための運動療法が重要です。
おすすめの運動
1. 太もも前面の筋力トレーニング
- 仰向けで片足を伸ばしたまま、5秒間持ち上げて下ろす
- 10回×2セットを目安に
2. 太もも内側の筋肉(内転筋)の強化
- 座った状態でボールやクッションを膝で挟み、ギュッと締める
- 5秒×10回繰り返す
3. 股関節まわりのストレッチ
- 膝を抱えるポーズで、股関節を柔軟に保つ
- 腰痛予防にも効果的
※訪問マッサージ師が、その方の身体状態に応じた適切な運動を指導します。
自分でできるセルフケアと生活習慣の見直し
- 寒い季節は膝周囲を冷やさないよう保温対策
- 急激な動作や正座の習慣を避ける
- 毎日の簡単なストレッチを継続する
- 栄養バランスを整え、筋肉の回復を促す
まとめ:膝の痛みを抱えたまま、我慢しないで
加齢だから、軟骨がすり減ったからと諦める前に、まずは筋肉や姿勢に注目してみてください。
札幌の訪問マッサージなら、トリガーポイントへの適切な施術と、それに続く運動指導により、膝の痛みを和らげ、再発を防ぐことが可能です。
まずは一歩を踏み出して、ご自身の膝と向き合ってみませんか?
訪問マッサージの強み:トリガーポイント療法と在宅支援
訪問マッサージでは、患者様一人ひとりの症状に応じて、マッサージ、指圧、鍼灸を組み合わせて施術します。
特徴
- 自宅でリラックスした状態で治療が受けられる
- 医師の同意書により健康保険の適用が可能
- 継続的なケアで痛みの緩和と再発予防を両立
- 地域密着で札幌市内の広域に対応
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